今週のお題「暑すぎる」
この夏、リビングにいつの間にか増えていたのはコバルトブルー。暑さのせいかテレワークのせいか、無意識のうちに、見目涼しく、海を連想させるような空間を家のなかに作ったのかもしれない。
コバルトブルーの先陣を切ったのは、麻の暖簾。
いまの部屋に越してから夏になる度に気になっていた、玄関むわっと問題。玄関とリビングがドアで仕切られているので、宅配や来客などの際、ドアを開けるとむわっと玄関の熱気が押し寄せるし、靴類が蒸れて気をつけないとすぐに臭ってしまう。
とはいえ、ドアを開け放して外に繋がる玄関と居住空間であるリビングの間に仕切りがないのも落ち着かないので、なにか素敵な暖簾はないかしら。
そんなときに見つけたのが、このコバルトブルーの麻暖簾。届いてみたら思ったとおり、やはり涼しげ且つ上品。透けているので風通しよく、奥行きを感じられるのもいい。
この暖簾のおかげでリビングに涼感が生まれたので、青いソファにも、やや緑がかったコバルトブルーのマルチカバーを掛けることにした。
クッションカバーには、青と紺を取り入れてブルーグラデのコーディネート。ひとつは大好きな北欧ファブリックメーカー、ボラスコットンの「バードランド」という生地。もうひとつはチェコ製の藍染めだそうで、唐草模様がいい。
そして、水色空間を一挙に夏の海に変えたのが、このポスター。
昨年秋に東京都美術館で開催された、コートールド美術館展のオリジナル商品。クロード・モネの《アンティーブ》という作品の一部をクロップしてポスターに仕立てたもの。
南仏の海の風景だけれど、ソファでのテレワーク中に集中という深海からふと浮上して目を遣ると、大磯か熱海あたりにワープしたような気分になる。潮風が吹き抜け、松がざわめき、波音が繰り返す。
おまけに昨日買ったのが、二羽の鳩。こちらはテレビの脇に飾り、コバルトブルーの海と、白い砂浜のリビング空間のマスコットになった。
テレワークだけど、テレワークだからこそ。
ああ、私、この夏はなんていい買い物したんだろう。(自画自賛)
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